久々の更新です。
河浪宇宙(かわなみ うちゅう)です!!
前回の更新が2023年6月だったようで、そんなにサボってた気はしないのですが気が付けば1年と4ヶ月もサボってしまっていたようです。
気が付けば32歳になってしまいました。このブログを始めたのが6年前の26歳だったようです。
月日の流れは早いですね。トホホ、、、
ちなみに、アーロン・ジャッジとネイマールとタメです。よろしく。
■前回の記事はこちら↷
2024年現在、ネットの情報発信ツールはありふれていて、Youtube、Instagram、X(旧ツイッター)と群雄割拠な時代となっておりますが、その中でもブログが好き!っていうもの好きもいるみたいですね。
思ったより読んでくださってる方がいらっしゃるようで、また頑張ってみようと思いました!
せっかく新築住宅を建てるなら、無垢の床をおすすめしたい
家を建てるとなった時に、た~くさんの選択項目があります。選ばないといけない箇所が多いです。
外回りだったら、駐車場コンクリートの面積、フェンスのデザインや色、玄関ドア、外壁、屋根の形や色など。
内観だったら、壁紙、キッチン、ユニットバス、トイレ、ドアのデザインや色、コンセントや照明スイッチのデザインなど、、、
ま~多いわけです。
いっそのこと、企画住宅で大体のことが決まってたり、選ぶ幅が狭かったりするほうが良い!という需要があるのも頷けるほどですね。
そんな”選ぶことが多い”注文住宅なわけですが、選べば選ぶほど、拘れば拘るほどにその建築会社さんの標準仕様外になって、オプション工事として追加費用が掛かることも少なくないです。
僕の立場としてはもちろん、オプションがあればあるほど売り上げが増えるのであれもこれもおすすめするのが理想ではありますが、、、
どうも商売下手なところがあって、将来的な月々のお支払いのことまで考えちゃうんですよね笑
そんな性分なこともあって、オプションはお客さんのほうから言われるまであまり提案しなかったりするんですが、そんな僕でも胸を張っておすすめしたいオプションがあります。
それが、「無垢の床材」です!
無垢の床材とは?
そもそも、”無垢”とは、、、けがれがなく純真という意味 みたいです。
無垢の床材における意味合いは、原木から削り出してそのままの姿で使用する床材のこと になると思います。
例えば、よくキッチンカウンターには”集成材”を使用しています。
集成材とは、複数の木材を接着剤で圧着して張り合わせた人工の木のことです。
節などがなく綺麗で材料の安定性があり、固いのでキッチンカウンターなど重いものを置く箇所などに適しています。
窓の下端にカウンターとして無垢の杉板を敷いています。
アップじゃないので少し分かりづらいかもしれませんが、節や木材独特の木目など自然そのものの味があります。
こちらが無垢じゃない床に代表される床材ですね。
表面が木目調などの化粧シートで仕上げられているものです。
多くの家に採用されているので、使い勝手に慣れている方が多く知識があるだけに扱いやすい床材と言えます。
無垢の床材の何が良いのか?
- 複合フローリングとは段違いにカッコいい
- 木独特の匂いがいい
- 手触りがいい
- 自然が創り出した味のある風合いを楽しむことができる
- 傷も味として考えると住むに連れて素敵な仕上がりになる
- 削ったり、水や熱を与えて膨張させることで補修が可能
- 無垢床を貼っているという満足感と所有欲を満たせる
無垢の床材 vs 複合フローリング(見た目の違い)
複合フローリング(木目調シート仕上げ)
無垢の床材(正確には挽板)
実物を見るほうが早いかと思いますが、無垢の床のほうが空間が1グレード上がったような上質な空間にみえませんか?
使用床材 / toolbox 燻蒸フローリング
無垢の床材の施工事例と参考価格
杉(浮造り)
(※参考価格:16帖LDK / ¥122,000~)
※標準の複合フローリングから変更した場合の参考価格です。
こちらは鹿児島のドリーミィ大和㈱さんが販売している 燻 IBUSHIシリーズの浮造りの無垢の杉床です。
浮造り加工という、ブラシのような工具で表面を削り年輪を浮きだたせることで足ざわりが非常に良い床材です。
杉という柔らかい材種なのもあって、とっても踏み心地が良いです。
ニュージーパイン(ピノアース)
(※参考価格:16帖LDK / ¥122,000~)
※標準の複合フローリングから変更した場合の参考価格です。
ウッドワンさんが販売する無垢系だと有名なピノアースシリーズの床材です。
こちらも浮造り加工がなされており、足ざわり良し。
先程の杉よりは若干固く、ほどよい硬さ
固くても足ざわり微妙だし、柔くても傷付きやすいしっていう中でベストバランスな硬さ。
ウッドワンといえばメーカー系なので、傷とか、シミとか、クレーム対応を嫌がるからこういう無垢系の商品を出すのってかなり勇気が必要だし、手間暇かかることなんですよ。
パナソニックさんとか、リクシルさんとかが無垢系の商品出さない理由はそこにあると勝手に思ってるんですが、、、
それをこれならいける!って販売できるレベルまで傷、表面保護などに拘ってる商品なので、万人にお勧めしやすい無垢の床材です。
オーク(なら)
(※参考価格:16帖LDK / ¥170,000~)
※標準の複合フローリングから変更した場合の参考価格です。
こちらは正確には無垢ではなく挽板ですが、今回はごちゃごちゃしそうなので説明省きます。
先程の杉、パイン材よりは高いですね。
個人的に一番好きな床材であり、木材でもあります。
荒々しい木目と、節が特徴的です。
今回はブラウン塗装なので、特に木目が協調されています。
玄関だけ複合フローリング(木目調)で、リビングにはこちらのオーク材を貼りました。
左下が本物のオーク。
右上がナチュラルオーク色(木目調)です。
自分はさすがにわかりますが、素人さんからすると見分けがつかないくらいにリアルなプリントです。
こちらはナチュラル塗装仕上げのオークです。
この色もなかなかに好きです。
まさに自然の恵み。
プリントものには出せない味です。
ドアはプリント(木目調)ですが、リアルなものをしっかり使えば、共存可能です。
そこまで違和感はないと思います。
基本的に無垢材のほうが高価なので、コストや目的を踏まえて賢く選択することが大事だと思います。
ちなみにこちらのドアはPanasonicさんのクラフトレーベル。
傷や汚れにめっぽう強く、デザインも良いのでかなり推しています。
2年くらい前にPanasonicさんのホームページで僕の記事が取り扱われていますのでよかったらご覧ください。
上が木目調の複合フローリングで、下が先ほどのオーク床材です。
こうしてみると、どちらも無垢といって差し支えないレベルですね、、、!
最後に
無垢の床が良いのか、複合フローリングの木目調やタイル調の床がいいのか。
ちょうど、本革の財布と合成皮革の財布くらいの違いだと思うんですよね。
本革の財布は水とか付いたり、例えば超高温の真夏の車内に放置しようもんなら変色したりしますし。
合成皮革の財布なら水も弾くし、結構粗雑に扱っちゃってもいけたりしますし、何より安いですよね。
そこの価値観や好みの差なので、押し付けるようなことはしませんが、この記事を読んで少しでも心躍るな~って瞬間があったならば、ぜひ採用を検討頂けると無垢の素材好きとしてはうれしく思います^^!
僕は無垢の素材が好きすぎて、靴やブーツ類、カバン類も大抵は本革を使用しています!
経年変化が楽しいし、オイル塗ったり、メンテナンスの時間も好きです。
ではでは!!!
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河浪 宇宙(Uchu Kawanami)
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